ニューメキシコ州会議事堂

411 N State St, Santa Fe, NM 87501
ニューメキシコ州会議事堂 ニューメキシコ州会議事堂 is one of the popular Landmark & Historical Place located in 411 N State St ,Santa Fe listed under Government Building in Santa Fe ,

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ニューメキシコ州会議事堂(ニューメキシコしゅうかいぎじどう、New Mexico State Capitol)は、アメリカ合衆国ニューメキシコ州の州都サンタフェに立地する同州議会の議事堂。この議事堂はアメリカ合衆国内で唯一、円柱形をした庁舎で、上から見ると4ヶ所の出入口とあわせて、ニューメキシコ州旗にも描かれているジア族の太陽のシンボルのようにも見える。庁舎はその形状から「ラウンドハウス」(Roundhouse)とも呼ばれている。建築様式としては、この庁舎はニューメキシコの植民地時代の様式と新古典主義建築の両方の影響を受けている。この建物は約22,000m²の面積を有している。建物の中央にあるロタンダは直径約15m、高さ約18mで、トルコ石と真鍮モザイクのニューメキシコ州章が埋め込まれ、ニューメキシコ産の石灰華で仕上げられている。ネイティブ・アメリカンの籠編みを模した天窓には、空と大地を現す青とペールピンクのステンドグラスがはめこまれている。庁舎の周囲は約26,000m²におよぶ庭園に囲まれている。庭園には100種以上の植物が植えられ、陶器を持ったプエブロ族のネイティブ・アメリカンの銅像が立っている。建物の内部は地上3階、地下1階の4階層である。地下1階はニューメキシコ州議会の上下両院の本会議場となっており、一般人は立ち入ることができない。見学客や傍聴者は1階にある傍聴席から本会議場を見ることができる。南側には下院の傍聴席286席が、北側には上院の傍聴席206席がそれぞれ設けられている。2階には主に各委員会の事務所が並び、3階には知事室がある。また、3階のバルコニーにはニューメキシコ州の33郡の郡旗が常に掲げられている。1966年に完成したこの庁舎はニューメキシコ州会議事堂としては5代目となるもので、フロリダ州会議事堂(1978年完成)、ハワイ州会議事堂(1969年完成)に次ぐ、全米の州会議事堂の中では3番目に新しい庁舎である。しかし、ニューメキシコ州会議事堂自体は長い歴史を持っており、その歴史はスペイン植民地時代の1610年に建てられた総督邸にさかのぼる。総督邸は1846年にニューメキシコがアメリカ合衆国に併合されると、設立された準州の議事堂となり、その後40年間にわたって準州会議事堂としての役割を果たした。現在では、総督邸は博物館として一般に公開され、サンタフェの観光名所の1つにもなっている。

Map of ニューメキシコ州会議事堂