タコマナローズ橋

Hwy 16, Tacoma, WA 98335
タコマナローズ橋 タコマナローズ橋 is one of the popular Bridge located in Hwy 16 ,Tacoma listed under Bridge in Tacoma ,

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タコマナローズ橋(タコマナローズきょう、Tacoma Narrows Bridge:タコマ橋)は、アメリカ合衆国・ワシントン州のピュージェット湾口の海峡タコマナローズ(Tacoma Narrows)に架かる吊り橋。初代の橋は設計上の問題により、架橋後間もない1940年11月7日、予想に満たない強風の影響で落橋した。なお、しばしば共振現象による破滅的な現象の例として言及されるが、共振であるとするのは誤解であると専門家によって度々指摘されている。沿革初代タコマナローズ橋は1940年7月1日に開通した有料道路橋であり、全長1600m、吊径間853m、幅員11.9mを有していた。太平洋側有数の港湾都市タコマ市と、アメリカ海軍有数の海軍工廠(造船所)があるブレマートン市などの位置するキトサップ半島地区を結ぶ目的で建設された。当時キトサップ半島の開発が進展する過程で、タコマナローズが交通の障害となり、通過にはフェリーを利用するか、湾の最奥まで遠回りする必要があったためである。当時の最新理論に基づいて設計されており、架橋当時は世界で第3位の長さだった。当初設計は、アメリカでの橋梁設計の第一人者であったレオン・モイセイフ(Leon Moisseiff)による。架橋から落橋まで1920年代から架橋計画は取り沙汰されていたものの、建設が決定されたのは1937年であった。設計は紆余曲折ののちモイセイフに委嘱され、1938年に着工された。支柱建設にやや苦心はあったものの、工事はほぼスケジュールどおりに進み1940年7月1日に開通した。当初、余裕を取って幅広に設計されるはずであったが、コストの制約から自動車の対面通行に一応支障ない程度の比較的狭い幅員で建設された。モイセイフはコストと構造合理化の両面を考慮し、橋本体について、橋桁の寸法をごく薄くした野心的な軽量設計を採用した。当時最新の架橋理論によれば、これでも必要な強度は確保でき、強風にも耐えられると判断されていたが、専門家の一部にはこれを不安視する声もあった。

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